赤緯分析
赤緯(デクリネーション)は、天体が天の赤道からどれだけ北(N)または南(S)に位置するかを示す垂直方向の座標を用いて、市場の転換点を分析するツールです。
通常の占星術で使用される黄経(横の動き)に加え、赤緯という「第3の次元」を導入することで、より多角的な時間分析が可能になります。
本モジュールでは、天体が天の赤道を通過する「ゼロクロス(0°)」、2つの天体が同じ赤緯度数になる「パラレル(平行)」、および同じ度数で符号が逆になる「コントラ・パラレル」を自動検出します。これらのイベントは、磁気的なエネルギーの変化として相場に影響を与えるとされ、特にゼロクロスはトレンドの方向性が切り替わる極性変化の節目、パラレル系は惑星間のエネルギーが共鳴しボラティリティが増大する「赤緯版のアスペクト」として機能します。
また、複数のイベントが同時に発生する「クラスタ」を計算し、重要度を視覚的に強調することで、客観的な変化日の特定を支援します。

操作方法
- 対象惑星の選択:惑星ボタンをクリックし、分析に使用する天体を指定します(太陽、月、水星から冥王星まで対応)。
- 検出イベントの切り替え:ゼロクロス、パラレル、コントラ・パラレルの各チェックボックスを操作し、表示したいイベントを絞り込みます。
- 赤緯ラインの表示:各天体の赤緯の推移を曲線で確認したい場合は「Decl Line」をオンにします(-30度から30度の範囲で描画)。
- オーブ(許容誤差):「Orb」欄の数値を変更して、パラレル等の判定基準となる度数幅を設定します(標準は1.0度)。
実戦での応用方法
- トレンドの極性変化予測:ゼロクロスの発生タイミングを、強気から弱気(またはその逆)へトレンドが反転する可能性が高い時間的節目として監視します。
- エネルギー収束地点の特定:複数のマーカーが重なり「光輪」が表示されるクラスタ(同時発生)地点を、極めて信頼性の高い強力なターニングポイントとして注視します。
- 重要天体による優先付け:計算ロジックにより、太陽や月が関与するイベントは重みが増加されるため、これらが含まれる大きなマーカーを優先的に分析に組み込みます。
- ボラティリティ拡大の察知:パラレル(∥)やコントラ・パラレル(⊥)のピーク時は相場のエネルギーが高まりやすいため、急激な価格変動(ブレイクアウト)の準備期間として活用します。
- ゼロラインとの相関分析:赤緯ライン(Decl Line)を表示させ、価格が天体の赤緯のピーク(北限・南限)とどのように同期しているかを視覚的に分析します。
